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アスノヨゾラ哨戒班

 この曲は僕が中学の時に知った曲。そしてこの曲でOrangestarさんを知り、高校生ボカロPであったということを知ってから、自分もボカロPをしてみようと思い始めた理由。とにかくいろんな思い出の詰まった一曲であり、とにかく大好き。
 だからこそ、すでに有名ではあれどさらにもっともっといろんな人に聴いて欲しいと思う。Orangestarさんの書く歌詞、最高すぎる。

歌詞

気分次第です僕は
敵を選んで戦う少年
叶えたい未来も無くて
夢に描かれるのを待ってた
そのくせ未来が怖くて
明日を嫌って 過去に願って
もう如何どうしようも無くなって叫ぶんだ
明日よ 明日よ もう来ないでよって

そんな僕を置いて 月は沈み陽は昇る
けどその夜は違ったんだ
君は僕の手を

空へ舞う 世界の彼方 闇を照らす魁星かいせい
「君と僕もさ、また明日へ向かっていこう」
夢で終わってしまうのならば
昨日を変えさせて
なんて言わないから
また明日も君とこうやって
笑わせて


あれから世界は変わったって
本気で思ったって
期待したって変えようとしたって
未来は残酷で
それでもいつだって君と見ていた
世界は本当に綺麗だった
忘れてないさ 思い出せるように仕舞ってるの

君がいてもいなくても翔べるなんて妄想
独りじゃ歩くことさえ僕は
しないまま藍色の風に吐いた幻想
壊してくれって願って踠もがいたって

願ったんなら叶えてしまえや って
Eh… 君は言って

また明日の夜に 逢いに行こうと思うが
どうかな君はいないかな
それでもいつまでも僕ら一つだから
またね Sky Arrow 笑ってよう
未来を少しでも君といたいから叫ぼう
今日の日をいつか思い出せ
未来の僕ら

Orangestar

P名は蜜柑星P。
2013年4月、「ノラボク」にてボカロデビュー。当時はアメリカ在住の高校生。
使用ボカロはIA、初音ミク。13作目「イヤホンと蝉時雨」にて初の殿堂入り達成。続く14作目「アスノヨゾラ哨戒班」が大ヒット。後に自身初の殿堂入りを達成。

2015年4月22日、1stアルバム『未完成エイトビーツ』にてメジャーデビュー。
2017年1月18日、2ndアルバム『SEASIDE SOLILOQUIES』を発売。

プラハ

 歩く人さんは、今僕は最も猛烈に推している。聴けばわかる、ものすごい音の心地よさ、使用される効果音はリズム隊としての意図も為し、兎にも角にも耳への柔らかく衝突してくるその細かな細かな音が良すぎて堪らない。そして癖になるシンセのサウンド。電子音でありながらまるでアコースティックのような心地よさを兼ね備えた、唯一無二のサウンド。こんなサウンドをこの人以外から聞いたことがない。
 この曲は、シンプルな波形の音でありながら、ポルタメントのタイミングが秀逸すぎて唸る。もう、すごい、好き。
 僕の作る曲も数多く歩く人さんのサウンドからとても影響を受けている。僕の作曲の基盤になったと言っても過言ではない。

歌詞

今日これからどれ程降るのでしょう
天気予報は嘘で 困った顔してる
3年間怒られ続けたテストの事
逃げ切ってやろう

昔の話を聞いていた
窓についた雨が 育つ様な話を
僕らこれからこの先幾年も
つまらない話を聞くのだろう

時間が溶けていった

透明な感動を 知らない言葉を
あなたに伝えられるのかな
車窓から見た 知らない景色に
騙され南へ降りてゆく

教室の箱の中


透明な感動を 知らない言葉を
あなたに伝えられるのかな
車窓から見た 知らない景色に
憧れ南へ降りてゆく

いつだって窓の中

歩く人

2016年9月より楽曲投稿開始。
Pedstrianという名義も使用している。エレクトロサウンドを得意とするが、生音を使用した楽曲も制作する。近年は自身の活動に加えシンガーソングライターましのみ「タイムリー」の編曲や、VTUberアイドルときのそら「ほしのふるにわ」の作詞作曲編曲も手がけている。
2019年1月ギタリスト166とのユニットTHE LIQUID RAYを結成。

なんかさ、

 ぽてさんの楽曲は、とにかくかわいいことが特徴。そのかわいいサウンドが大好きすぎる。この楽曲は僕的可愛い花ちゃん楽曲の代表に位置付けするほど。歌詞もサウンドも可愛い、大天才。そしてポップなメロディは気付くと口ずさんでしまう。柔らかい中に少し尖りの含まれた花ちゃんの声が、複雑に絡んでとても魅力的なサウンドを生んでいる。まじでまじで最強。

歌詞

ヒットソングが流れる瞬間が減るごとに
日々はまわる 曖昧な感覚で

そりゃいつだって悲しみばっかなりに笑うけれど
また今日もシャッター街の真ん中で迷子をしているんだ

泥だらけのポスター
のらりくらりの
ガムの味が
遠のいてった

またしても
後悔なんか繰り返してどーすんだか
揺れる遊具の上、空の下はまだ
あっという間に過ぎ去る今日もバイバイしなきゃ
なのにどうして ぼんやりしちゃうの
コロッケ、こぼした

ほこりまみれの写真の虚ろな消息を追い
想定外のおとなになっちゃったんだな、

ふと思ったっけ あの時違う道を選んだとして
変わらないって なんか、
それはそれでやるせない話なんだ

傷だらけのディスク
ノイズ混じりの
淡い音は
鳴り止んで

それでも
曖昧な夢ばかり見てどーすんだか
こんなことが好きでしょうがないな
きっと夕日が沈まるようにバイバイしなきゃ
なのにどうして 期待しちゃうんだろう

別にどうなりたいわけじゃない
認められたいわけでもなくて
未だに夢に出るクジラの背ばかり見ている
意味はないかな ないよな
それはそれでなんかさ、
きっと大切な事だろう

またしても
後悔なんか繰り返してどーすんだか
響く夕刻の音、坂の下はまだ
なんて平等な時間の中でバイバイしなきゃ
なのにどうして ぼんやりしちゃうの
コロッケ、こぼした

ぽて

2015年10月、「虹色のクジラ」にてボカロデビュー。
ゆるふわで可愛いポップミュージックやキャッチーなチップーチュンを得意とする。
14作目「いまのあと」にて自身初の殿堂入りを達成。

ドライフラワー

 この暴力的なほどの音声には初めて聴いたとき圧倒された。ただ普遍的に楽曲として存在するだけでなく、一つの総合芸術のような、演出を感じられるサウンド。今までに一度も耳にしたことのない世界を耳に焼き付けられる。そんな感じがする。そして人とボカロで歌うという、投稿された時期にはあまり見られなかった手法が用いられた特異な楽曲でもある。圧倒されすぎて正直言葉があまりに出ないほどだ。この人は正真正銘の天才だと僕は思ってる。

歌詞

溢れてく空へ
余計な言葉が、
溢れたら空
僕らから、
世界が今より
滲んでゆく
理由は、

『君の片目だけが、』
『泣いていたから。』

(聞こえる?)
呆れるくらい君を、
愛せたらいいのにな
だけど、
許されはしないんだ。

苦しかったこと、
悲しかったこと、
全部、
笑い話にしたいんだ。

でも、
どうしてかな、
僕ら、
傷つけ合う方を
選んじゃうね。

『ほんと、ごめんね。』

『好きだ』って言って
あなたとずっと、
さよならにしたいんだ。

ねぇどんなに
水を注いでも、
きっと。
『たった一つさえも、』
満たされやしない。
だって、それは

『    』

(聞こえる?)
何一つない『』は
生きていてもいいのかな
『』だけで
よかったのにな

『』は、
必死で
隠そうとした。
でも、本当は、
気づいて欲しかったんだ。
この物語の続き。

『    』

騙しちゃったこと、
隠しちゃったこと、
みんな、
昔話にしたいんだ。

でも、
どうしてかな、
僕ら、
傷つけ合う方を
選んじゃうね。

『ほんと、ごめんね。』

『好きだ』って言って
あなたとずっと、
さよならにしたいんだ。

ねぇどんなに
言葉重ねても、
きっと。

『たった一つさえも、』
受け取れやしない。
だって、それは
『    』

しじま

2015年9月、「ひみつの散歩」にてボカロデビュー。
独特な世界観と幻想的な雰囲気からひっそりと評価を受ける。同年12月「グレア」が鏡音リン・レンV4Xの音声デモに抜擢。VOCALOIDと人の声を合わせるなどの挑戦的な音作り、圧倒的センスと情報量から「感性の反乱β」タグをつけられることもしばしば。
11作目「ドライフラワー」にて評価を高め、12作目「初音ミクは死ぬことにした」がスマッシュヒット。
15作目の「人間そっくり」にて自身初の殿堂入りを達成。

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 この曲は1回目はサウンドで衝撃を覚える。淡々としているが、半音ずつ変化するキーにより単調とは思わない。上昇したり下降したりこんなサウンドは初めて聴いた。そしてずーっとなってるキーの音が特徴的。ずっと鳴ってるが邪魔ではない。テンポの早さが世界観の演出となっていると感じる。
 2回目聴くと今度は歌詞が耳に入ってくる。初見では内容のわからないタイトルだが歌詞の意味を理解した途端ハッとさせられる。ミクの声の変化の意味にも気付くことになる。素晴らしく構成力に溢れている。天才。

歌詞

落ちた PM 2:30
生温い風にぐらり
さんざん寝腐っても後で
また小休憩

押して AM 2:30
忙しなさ過ぎてぐったり
さんざん頑張っても何故か
まだ定額制

よろけた つかれた
何時もより
ちょっとだけ気が滅入っただけ
まだやれたらなあ、、、!



起きた PM 2:30
懐かしい声がぐにゃり
休みがちアイツのテスト
また及第点

いじけた まねした
何時もより
ちょっとだけ弾けたかっただけ!!!
まだやれたかなあ
あーあ


堕ちた AM 2:30

是是乃

2017年3月、「アンビバ」にてボカロデビュー。
心に訴えかけるような細部まで拘られたサウンドを作る。

じゅくじゅく

 仲良くしてくれてる同い年のUTAUP。本人の声は可愛い。ふわふわした雰囲気。楽曲の雰囲気そのまま写したみたい。
 楽曲はちょっとどろっとしたものを柔らかいもので包んだような歌詞、サウンドが多い。とにかく美しいサウンドが魅力的。最高すぎる。歌詞がとにかく頭に入ってくる。シンプルな構成がほんとに歌詞に合う。

歌詞

綺麗なふりしてごめんね
純粋なふりしてごめんね
白痴のふりはずるいよね


あたしほんとはすごく。


アイスクリーム とけてぬぐえない
どろどろのべたべた
目を伏せて知らんふりして


騙してごめんね
かわいさで人を殺せると思ってた。
存在証明愛情欠乏
だれでもいいから、
わたしを、私を。



だらしない声の
私をみてる
悶えてくらくら つられてふらふらり
あの日死んだ少女心と処女
もう戻れないの



吐きそうです。愛などなかったです
痛みだけがじゅくじゅくしてるのです
痛い痛いいたいいたいばかりが
この身に沈んでprick りりりり



もう一回だけやさしくして
あのときみたいに触ってみて
どうにもならないどうにもなれない



騙してごめんね
かわいさで人を殺せると
おもってた。



騙してごめんね
笑える恋なんて踏みつけてしまおう
存在証明愛情欠乏
だれでもいいのか
わたしは、わたしは。

雨のち雨

2016年4月、「月と太陽」にてUTAUデビュー。
鋭い感性と秀逸な音楽センスにより心を打つ楽曲を作る。ゆったりとしたテンポにピアノ、電子音といった構成の楽曲を得意とする。

Heal Me

 *Lunaさんは幅広い楽曲を制作することで有名。違うジャンルの楽曲を聴くと、あまり*Lunaさんの楽曲と判別するのが難しいほど。それほど多能な*Lunaさん、アルバムを出すペースも異常に早い。大天才。
 楽曲のクオリティはどれも非常に高い。この楽曲はkawaii future bassである。そう、これは僕の大大大好きなジャンルの楽曲だ。そりゃ鍾会するに決まってる。歌詞の内容も好きすぎる。可愛い。なんだこのかわいく表現されてるけどメンヘラな感じ。え、好き。

歌詞

キミの足音一つ 水槽の中 おっこちて
溺れちゃう 瞼を優しく なでてくれた

キミの電波一つ 宇宙の隅おっこちて
溢れちゃう 手首をゆっくり 塞いでくれたの

ほんじつのしゅくだい キミをぼくのそばに
いとがほつれたら すぐに 縫い付けないと
ないない しないと

ほんじつのゆめは ぼくをキミのそばに
髪をそっと撫でて 息と息が交わるの
おやすみ しないと


ぼくの傷跡一つ ワタアメのように溶けて
忘れちゃう 涙をぺろり 食べてあげたの

ぼくの信号一つ 宝石のように閉じて
壊れちゃう 汚れをぽろり
吐いてあげたの

会えない アナタに
本当は いつまでも回り続けていたい
触れて ワタシを
なにもかも 全て 飲み込んで欲しいよ

ほんじつのいきがい ぼくはキミのそばに
糸がほつれても ずっと 繋いでてね
バイバイ しないで

ほんじつのゆめは ぼくをキミのそばに
肌にそっと触れて 声と声が交わるの
おはよう しないと

*luna

2012年1月、「チョイス」にてボカロデビュー。
自身が持つボカロはGUMI。しかし制作楽曲に使用するボカロは多種に及ぶ。
1年以上にわたって「能力者シリーズ」という物語音楽を展開していた。
楽曲の制作ペースは早め。また、2015年から半年に一回のペースでアルバムを出している。
多種多様の楽曲を制作することができる。

五月雨プロローグ

 自分の映像担当した楽曲。だがこの楽曲で映像を作り始める前、音源をもらった時点から好きすぎて困った。好きすぎるが故にこれは超本気で頑張らなきゃと意気込むほど。それと他に忙しかったこともあり、制作に異常なほど時間をかけてしまった。本人に見せたところめちゃくちゃ喜んでくれたので結果オーライ。
 歌詞の内容はよつぎくんの楽曲にしてはハッピーエンドと珍しい。そして転調の多い、なかなかすごい楽曲。かっこかわいい。

歌詞

白い部屋にて目覚めれば今日も夕陽が沈む
良い子だから、明日は起きられるかな
毎日のようにくれていた君からのメッセージも
次第に少なくなった

青い春を着た女子高生が恋路を駆ける
何気なくも私と重ね合わせた
君と過ごしていたはずの"もしも"の未来を想像して
ふいに泣きたくなった

私は今もまだ、大人になれずにいる
泡沫の感傷なんかに囚われた溟い未来だ
私は今もなお、この手を伸ばしている
君が歩き出した方へと

あゝまた4月が君を奪い去っていく
私はカレンダーをめくれないでいる
あの日、出逢ったときに誓ったあの約束を
君は忘れてしまったんだろう
5月に桜が舞い散っていく
知らずに季節が巡り、泣いている
君の時間はここよりずっと進んでしまっている
抱きしめた 増えることのないアルバムを

出会いも別れもどこ吹く風、私を置いていく
ふと気づけば立葵が庭に咲いている
6月、私を雨が急かした
思い出が降らした水溜りに今も心を映しているんだ


白い部屋、目覚めたそこに君が立っていた
「あなたが僕を迎えに来たんだ」
私の時間も 君の時間も 止まっちゃいなかった
君と走り出す未来へと!

あゝまた7月を君とほら紡いでいく
ふたたび思い出が降り積もっていく
どこにだって行ける世界で迷わないように
どこにも行かないでいようか
8月に火の花が咲いている
夜空を見上げて手を繋いでいる
この手をずっと私はきっと離さないように
抱きしめた 新しい日々のアルバムを

夏山よつぎ

2018年5月、「パラミシア」にてボカロデビュー。
使用ボカロはIA、初音ミク、Fukase。
secka*という名前で投稿し始めたが、「少年Kの憐憫と杞憂、狭隘な空への憧憬」にて今の名義となった。
大学受験のため2019年5月2日を最後にひっそりと引退宣言をしたが、2020年3月9日投稿の「幻の絵本」より活動再開。

神様がどっかいっちゃって

 浮遊感のあるこのサウンドに一目惚れした。可愛いし美しいサウンド。浮遊感がなかなか心地よい。
 歌詞の世界観もなかなか独特。そしてこの独特な歌詞がこのサウンドに非常に合う。最高。タカタカしたリズム好きマンとしてはもう推し推しな感じ。大好き。

歌詞

また 夢を見てる
また 走っている
それぞれが それぞれを
愛し 僕等回っている

また 啀みあってる
また 空を見てる
それぞれが それぞれの
痛み 分かち合ってる
また 僕の目を見て
願い事してる
そんな悲しまないで
何も出来ないんだ

神様がどっか行っちゃって
代わりに『僕が』と言っちゃって
神様も辛いんだなぁ、、、。
僕等に願いを言ったって
僕等は何も出来ないけど
ここから祈ってるよ

そっと眠りについた
泣き疲れた午前二時
今日も 君の願いも
叶えそうにないや
まだ 僕に目を見て
手を伸ばす 君の灯は
好きな人に 看取られて
キエル

神様がどっか行っちゃって
代わりに『僕が』と言っちゃって
神様はもういいかなぁ、、、。
僕等に願いを言ったって
僕等は何も出来ないけど
ここから見守ってるよ

また 夢を見てる
また 支え合ってる
それぞれが それぞれを
愛し 僕等回ってる
また 争ってる
また 笑い合ってる
その涙 その笑顔が
いつも僕を悩ませる
そうやって僕等回ってる

すず

2019年2月、「こんな世界が終わったら」にてボカロデビュー。
使用ボカロは、初音ミク、flower。
独特な浮遊感のある世界観の楽曲を作る。

your℃

 音が心地良すぎる。ビートの刻み方、僕の好みドンピシャ。最高。絵のドット絵に惹かれて聴いた曲だけど一瞬にしてハマった。好き。
 歌詞のリフレインとかもうなんかいいよねって感じ。メロディもいいしほんとに好き。歌詞も細かなことを壮大な表現みたいなイメージでいいなって。人との関係を温度で表現もなかなか斬新。すごい。

歌詞

たんたんと流れる駅のホーム
早足で駆けてく 押し殺す不満をため息で吐いた

点線を跨ぐ小集団 楽し気に話している
半径200cmの世界の中で

水を差す気なんて無いよ
前に進むために声をかけるの

もう何度目のことだろう

それでも慣れないもんでさ
私が通れる唯一の道なのに
見飽きた愛想笑い

不完全な世界の真ん中で感じる温度があって
それでも不幸だなんて思いたくなくて

欠陥のない運の良かった彼らから感じる温度があって
その温度で私は前を歩けるの

世界は冷たい 太陽だけじゃ足りない
世界は冷たい 太陽だけじゃ足りない
世界は冷たい 太陽だけじゃ足りない
世界は冷たい 太陽だけじゃ足りない

あなたが冷たくなったら
少しだけ頼りないけれど わけるよ
私の温度を

そうやって暖め合ってさ 生きていけたらなぁ
なんてさ
冷たい世界だから

不公平な社会の真ん中で感じる温度があって
それでもあなたの温度で前に歩けるの

止まることない世界の真ん中で歩き続けるしかなくて
それでもあなたの温度で誰かが救われて

不完全な世界の真ん中で感じる温度があって
それでも不幸だなんて思いたくなくて

欠陥のない運の良かった彼らから感じる温度があって
その温度で私は前を歩けるの

アトリ

2017年12月、「エゴイド」にてボカロデビュー。
初期はOutreachという名で活動していた。