教員はプロデューサーであれ。
私たちはいつもこの言葉を常に念頭におこう。そうやってすべてのことに取り組んできましたね。
学生一人一人の特性を見出し、本気で彼らの将来を見据えてご指導される姿は、学生を一業界の人材として輩出しようとする強い意志と行動力、そして何より深い愛情を持って接する最高の指導者、プロデューサーでした。
先生が亡くなられた朝、先生は私の夢に出演してくれました。出会って十年以上、ここ数年は一緒に仕事をするようになって、家族や他の誰よりも時間を共有してきたにもかかわらず、一度もそんな事はなかったのに、はじめて。
一緒にやり遂げたことが沢山あります。それと同時にやり残したことも沢山あります。無念で悔しいです。
でもそうやって私たちの中にいつも江蔵先生がいるんだと思うと、これから残された私たちがやるべきことが見えてきました。
心からの感謝と敬意を表します。私たちの中の江蔵先生は永遠です。
R.I.P
藤原 光洋
(横浜デジタルアーツ専門学校 ミュージック科教員)
江蔵さんの早すぎる訃報に接し、僕はただ茫然とするばかりです。
2000年4月、新任講師として後楽園近くの音楽専門学校での初授業、教室には沢山の生徒、そして一番後ろに江蔵さん、緊張しながらも無事初授業を終えるとニコニコした江蔵さん「一雄ちゃん問題ないよ!!バッチリだね!!」と気さくに声をかけていただき、ここから私の講師生活が始まりました。その後、横浜の学校へ移ってからも江蔵さんと一緒で、よく学校終わりで一杯しながら、音楽の事、学校の事、後進の指導の事、熱く熱く語っている姿が忘れられません。
そして、新任講師として今年4月よりYDAに通うことが決まり、また江蔵さんとご一緒できると楽しみにしていました。江蔵さんがいなくなったことを信じることができません。しかし、受け止めなければなりません。私の講師人生は、江蔵さんと共に有り、沢山のことを教えていただき、一緒に仕事をしてきたことを私の誇りとして、ご遺志をしっかりと受け継いでまいります。
ご冥福を心から祈っております。江蔵さん、本当にありがとうございました。安らかにお休みください。
清水 一雄
(ギタリスト・講師)
江蔵さん。夢のような時間をありがとうございました。
たくさんの高校生バンドみましたね。とっても楽しかったです。
色々なイベントを一緒に運営しましたね。イベントでトラブルがあった時は、決まって「ロックンロールだよ!」といって笑っていましたね。
江蔵さんが病に倒れてからは、あなたの卒業生たちが「先生のために」「恩返し」といって私たちを支えてくれました。
卒業生たちも「今日はロックンロールですね」って言っていました。江蔵イズムはちゃんと継承されていましたよ。かっこよすぎです。
たくさんの思い出と感謝の気持ちでいっぱいです。
江蔵さんに出会えたことが私たちにとってとても素晴らしい時間になりました。
本当にありがとうございました。大好きです!